Dosannel

【明日から使える】早稲田卒が伝授したい受験マインド講座

【難関私立攻略技術8日目】選択科目しか勝たん

こんばんは。どさんです。

今回はライバルに圧倒的に差をつける選択科目の技術を伝授します。

 

 まずは選択科目に対する姿勢からです。ご存知の通り私立文系は3科目受験。国立受験のように、苦手科目を得意科目でカバーするといった技術が使えません。なので全科目抜け落ちなく勉強する必要がありますよね。そして勉強すればするほど好きな科目に傾倒していき、偏りができてしまいます。特に選択科目は点数が上がりやすく暗記のみなので、1日に触れる時間の調整を意識しないとバランスのよい勉強はできません。

 

 そこで、うまく全科目と付き合うコツとして、選択科目は息抜きに勉強するという意識が有効です。集中力と精神力を削られる英語、国語をひたすらやり、もう頭が働かないなと思ったら、選択科目に取り組みましょう。それを1日の中で何度も繰り返すのです。

 

 続いてのコツとして大学、学部問わず、同じ時代もしくはジャンルの過去問を集めるという方法があります。なぜこの方法に効果が見込めるかというと、同じ回答に対して、様々な質問の仕方がされることに慣れるためです。そして過去問をやっていくと、明らか何度も出てくる大問があります。実は大学、学部によって出題者が大好きなジャンルというのがあるのです。

例えば、上智の国際関係法学部は平安時代の文化史が大好きなので、何年かに1度マニアックな問題を出してきます。ふつう平安京内部の名称なんて答えられませんが、「ここが過去に何度も出ている!」とわかっていれば、対策が可能ですよね。上智を受けない人でも平安時代が苦手であれば、国関法の過去問を一通りやればいいわけです。

 

 あと1つ知っておいてください。大学側は入学前に知っておいてほしい知識を受験に入れてきます。日本史でいえば、経済学部なら銀行など(渋沢栄一とか)の設問が頻出するのです~。

 

 選択科目の過去問は非常に重要です。ジャンルごとの対策、大学学部ごとの系統、問題の出題のされかた。暗記+αでつかえそうな技術がたくさん潜んでいそうですね(^^♪

 

■トピック

・選択科目は疲れた時の息抜きで勉強すると3科目のバランスがとりやすい

・選択科目はできるだけ多くの大学、学部の過去問に触れること。出題パターンや出やすい範囲の偏りが見えてくる。

・大学側は入学前に知っておいてほしい知識を受験に入れてくる。

 日本史でいえば、経済学部なら銀行など(渋沢栄一とか)の設問が頻出する。