Dosannel

【明日から使える】早稲田卒が伝授したい受験マインド講座

【難関私立攻略技術4日目】作者の気持ちを読めは大嘘(現代文)

 こんばんは。どさんです。

 本日は現代文の技術をお伝えします。

 タイトルをみて「!?」と思った方もいるでしょう。まあ聞いてください

 現代文は暗記要素がない分、点数が伸びないと思われがちですが、私はコツさえあれば安定して8~9割は取れるラッキー科目だと思っております。

それはなぜか。文章を難しくすることが出来ないからです。当然ですよね。誰かの著書をいじることはできませんので。ともすれば、難関大学はどう現代文の難易度をあげるのか。文章をいじれないなら、質問をいじります。質問をいやらしくするのです。よく作者の気持ちと言いますが、出題者も作者と会ったことなどないので、気持ちなど問題にできるはずがありません。そうなると文章中から質問を考えるしかないのです。

 我々が現代文を解くうえで一番してはいけないことは、文章に書かれていないことを想像してしまうことです。ヒントと言わず、答えが文章内に書かれているので、忠実に固定概念を捨てて読みましょう。例えば野球=坊主のような、一見当たり前なことでも、入試となるとその記述が現れるまでは勝手な妄想はしないでおきましょう。深読みは禁物です。文章内に「野球部」とあっても、「坊主」と書かれなければ勝手に人物を想起するのは危険です。

 極端な例ですがそれほど人間は容易に想像を膨らませてしまう生き物なのです。忘れないでください。現代文を解くうえでの勝負はパターン化されている読解力よりも時間です。難関大に挑戦する人たちは時間だけをやたらと気にします(大事なことです)。

 時間配分や接続詞などの技術にも後々触れていきますが、まずは一番大事な技術からお伝えしました☆質問があればいつでもどうぞ!

 

■トピック

・現代文の文章は難しくできない。難関大はその分質問の難易度をあげる。

・文章に書かれていることに忠実に。想像は禁止