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【明日から使える】早稲田卒が伝授したい受験マインド講座

【難関私立攻略技術12日目】なぜ歴史を学ぶのか(※特に日本史受験者)

 お久しぶりですね~。実はこのところ本職(こう見えても働いてるんです。社会不適合者ですが。。)が忙しく、なかなか更新できませんでした~ 

いやはや、心待ちにしていた全国の受験生諸君、迷惑をかけたね。

 

こんな偏ったブログでもアクセス解析を見ると意外と見てくれている人が多くて「おおっ!がんばろっ!」て気持ちになりました。

 

早速行きましょう。

あなたはなぜ歴史を学ぶのか真面目に考えてから勉強していますか?

実はこれを考えないのは本当にもったいないです。私が教えているのはあくまでマインドなのでたまには心理的な話をしましょう。歴史に限らず言えることですが、勉強するには脳構造から改革すべきです。脳を刺激し人を動かすものとはなにか。すなわち「知的好奇心」が高得点に直結します。

私が言及する知的好奇心を作る疑問こそが、「我々がなぜ歴史を学ぶのか」です。一つには当然、過去から得れるものがるからですよね。あなたが昨日できなかった問題が解けるようになっているのは、間違えたという過去、すなわち歴史があったからに他ならない。とは言っても戦争や政治以外で歴史から生かせるものなんて早々ないって感じちゃいますよね。古墳とか学んで何になるのって。まあ、私は庭園や浮世絵が好きなので少しは文化史が役に立っていますが。。(笑)

学んでも特に自分のためにならないことをなぜ覚えるのか。ここの知的好奇心を今から刺激します。

私は受験勉強を終えて寂しさを覚えました。なぜならあれほどの集中力と時間をかけて歴史の中に飛び込める機会が一切なくなってしまったからです。そう、選択科目とは、歴史の中に飛び込むチャンスなのです。「鎌倉殿、俺と同い年じゃねえかよ」、「おいおい、室町時代なんてほとんど兄弟喧嘩しかしてないぞ」こんなかんじで時代を簡単に飛び越え、俯瞰的なタイムスリップを楽しめるのです。こういった根本的な理解がなく、単に「源野頼家」「足利義教」と覚えているだけでは、本番には忘れていますよ。本番、本当に頼れるのは心に刻まれた記憶。つまり勉強してきた”歴史”ということですね~(うまいこと言ったか)

 

よく歴史科目は暗記と言いますが、私はどちらかというと現代文に近いと思っています。歴史とは点ではなく線です。内容を吟味し、なぜこうなったのかを結果論から考える。これは現代人にしかできない考察です。「守護、地頭」とか適当に覚えてませんか?「壇ノ浦の戦い」は現代のどこで行われたのですか?

 

根本的な理解をして初めて歴史を学んだと誇れるのです。

(私は去年オーストラリアに行ったとき、侍について教えてくれと言われ何も答えられず、恥をかいた記憶があります。日本人は異国人に比べ自分の国の歴史について話せる人が極端に少ないそうです。愛国心が薄いのかな。。)

 

■トピック

・知的好奇心こそ勉強のフォーマット

・歴史の中に飛び込め!!!

・日本=「侍」の歴史、ちゃんと外人に説明できる?